新しい職場に転職したいと考えているなら、在職中に転職する方がメリットがあります。もし、次の仕事が決まる前に退職してしまうと、次の仕事を焦って決めてしまいじっくりと企業を選定することができなかったり、金銭的に余裕がなくなったりリスクが大きいです。早く決めなければという焦りから、自分らしさを発揮できず妥協してしまうデメリットが起こり得るのです。しかし、在職中に転職活動をするのも簡単なことではありません。まず直面する悩みとして、時間が取りづらいことが挙げられます。今まで通り仕事をこなしながら新しい仕事を探さなくてはいけないので、当然体力や気力が必要になり自由にできる時間も減ります。それでも、自己管理をきちんとすることでダラダラと過ごしていた時間を、転職活動のための時間に使うことが可能です。休日や有給休暇を有効に使うことで、企業への面接に出向く時間も作れます。
また、在職中に転職活動を行うことは、社内に転職の意思がばれてしまったり休んで迷惑をかけるリスクもあります。有給休暇をあまり取りすぎると怪しまれてしまう職場の方は、面接日程に合わせて半休を取得するのがおすすめです。休みたい日の朝に急に休むのは、ほかの人に迷惑をかける可能性が高いので、なるべく計画的にスケジュールを立てて臨むのがポイントです。転職活動をじっくりと進めるためにまず退職したくなる気持ちもわかりますが、無収入になるリスクをしっかりと把握して進めることが重要です。